アセトアルデヒド分解 食品

二日酔いの原因はアセトアルデヒド!分解を促進するドリンクや食品

お酒に強い体質の人と、弱い体質の人がいますが、お酒に強い人は二日酔いになりにくいのに、弱い人は少し飲んだだけでも酔ってしまったり、二日酔いになります。

 

 

 

体内でアルコールを分解するには、アルコール脱水素酵素がアルコールを分解して、それによって生じるアセトアルデヒドを分解しなければなりません。

 

 

 

アセトアルデヒドが残ってしまう事で、二日酔いになるのです。アルコールだけが原因ではなく、アセトアルデヒドが二日酔いの原因なのです。

アセトアルデヒドとは?

アセトアルデヒドはアルコールを分解する過程で生じるものですが、毒素成分が強く様々な疾病の原因になります。

 

 

 

アルコールが分解されるとアセトアルデヒドになり、アセトアルデヒドを分解することによって、ようやく無害にな体外へ放出されるのです。

 

 

 

体内で生じる他、自然界では植物などに、自動車の排気ガスやタバコの煙、合板の接着剤などにも含まれる有害物質で、発がん性があることでも知られています。

アルコール脱水素酵素

アルコール脱水素酵素(ADH)とは、アルコールを分解し、アセトアルデヒドへ変化させます。

 

 

 

アルコールが分解できずに体内に残ると、大脳皮質の活動が低下し、大脳辺縁系の活動が活発になります。つまり、理性を失いやすく、本能的な行動をとりやすくなります。

 

 

 

血中濃度が上昇すると小脳性運動失調(足元がふらつくなど)になります。

 

 

 

さらに血中濃度が上昇すると、海馬までアルコールの作用がおよびアルコール性記憶喪失となります。

アセトアルデヒド脱水素酵素

アルコールが分解され生じたアセトアルデヒドをアセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)が、無害な二酸化炭素と水に変化させ、体外へ放出させます。

 

 

 

アセトアルデヒドの分解ができずに体内に残ると、たんぱく、脂質、DNAと結合しそれらの一部を変性させます。

 

 

 

血中濃度が上昇すると、顔面紅潮、頭痛、悪心、嘔吐などの神経毒性症状や、中毒症状を起こします。

 

 

 

飲酒中の酔いとは違い、二日酔いの主な症状です。

 

 

 

また、アセトアルデヒトは発がん性もあるので、アセトアルデヒド脱水素酵素で分解し、体内に残さないのが理想です。

二日酔いしない為には酵素を増やす

体内のアルコール脱水素酵素や、アセトアルデヒド脱水素酵素は遺伝や体質で量が決まります。

 

 

 

お酒の弱い人は酵素の活動が活発ではないか、酵素量が少ない可能性が高いので、経口摂取できるもので増やす必要があります。

 

 

 

上述したアルコールを分解できない場合の酔いであればアルコール脱水素酵素を、二日酔いの症状であればアセトアルデヒド脱水素酵素を増やしましょう。

アルコール脱水酵素を活発にする食べ物

セサミン ゴマに含まれるセサミンが肝機能を高めてアルコール分解を促進する
脂肪 牛乳やヨーグルトなど乳製品に含まれる脂肪が胃に膜を張り、アルコール吸収を穏やかにする
たんぱく質 肉や魚、豆類などのたんぱく質はアルコールを分解するのに必要な成分です
ビタミンB1 ネギ・ニラ・にんにくなどのビタミンB1もアルコール分解を促進する
ビタミンC 小松菜・ブロッコリー・果物などアルコール分解を促進する
ビタミンE 油、ナッツ類、魚卵などに多くアルコール分解を促進する

 

 

お酒を飲みながら食べられるものが多いので、積極的に摂取するようにしましょう。

アセトアルデヒド脱水素酵素を活発にする食べ物

果糖 果物やジュースで糖分や水分補給をしましょう
タウリン しじみ・牡蠣(かき)・カツオ・秋刀魚(サンマ)などの魚介類に含まれ、解毒作用があり分解を促進する
カフェイン コーヒーやコーラ、抹茶などで分解を促進する他、利尿作用によって老廃物を排出する
システイン 卵・肉・カツオ・ナッツ・そばなど、分解を促進する
ポリフェノール フラボノイド・カテキン・アントシアニン・タンニンなどがポリフェノールに含まれる。

カカオチョコレート・茶・ブルベリー・バナナなどが分解を促進する

 

 

二日酔いに効果のある食べ物になります。

 

 

 

アセトアルデヒド脱水素酵素の作用により、脱水症状になりやすいので水分補給も心がけましょう。

お酒を飲む前にドリンクで対策

食べ物で酵素を増やすといっても急な飲み会もあり、日頃から心がけて食事するのは難しいものです。

 

 

 

飲み会前にドリンクなので対策をすることで、一時的に分解を促進することが出来ます。

 

 

 

薬局やコンビニなどで手軽に買えますから、どんなドリンクが効果的なのか覚えておきましょう。

アルコール分解タイプのドリンク

  • クルクミン
  • セサミン

クルクミンが配合されているウコンが代表的なアルコール分解促進に効果のあるドリンクです。

 

 

 

他にはセサミン配合の黒ゴマドリンクなどがアルコールの分解を促進する。

 

 

 

酔いにくくなるが、飲みすぎには注意が必要です。

 

 

 

アルコールを分解するとアセトアルデヒドが生じ、それが残ってしまうと二日酔いになるのです。

 

 

 

酔わないからといって飲みすぎると、翌日に二日酔いに悩まされるでしょう。

アセトアルデヒド分解タイプ
  • アスパラギン酸
  • アラニン
  • ジクロロ酢酸

アスパラギン酸はアセトアルデヒドを分解し素早く排出することが出来ます。

 

 

 

アラニンはNAD+という補酵素の量を増やし、 アルコールやアセトアルデヒドの分解を早めます。

 

 

 

ジクロロ酢酸は肝臓に作用して疲れを改善するだけではなく、肉体疲労時の滋養強壮にも効果がります。

 

 

 

肝臓に負担をかけないように酵素や分解を促進するだけではなく、保護する事も重要なのです。

アセトアルデヒドの分解を促進する食品

ここでは、飲む前に摂取すると良いものと、飲みながら摂取することで効果のある食品を紹介します。
コンビニや飲食店で注文できるものが沢山ありますので、うまく摂取するようにしましょう。

飲む前に効果のある食品

  • オリーブオイル
  • バター
  • チーズ

オリーブオイルやバターは脂肪分が豊富で、胃や腸を保護する作用があります。アルコールの吸収を抑えるので効果的です。

 

 

 

チーズは多くのタンパク質と脂質が含まれており、長い時間アルコールの吸収を穏やかにします。

飲んでいる最中に効果のある食品
  • 枝豆
  • 冷奴
  • マグロやカツオの刺し身
  • 生牡蠣
  • しじみ
  • ナッツ類
  • 水分・糖類

枝豆や冷奴は高タンパクなので、肝臓の活動を活性化させる効果があります。

 

 

 

マグロやカツオにはビタミンB6が豊富で、タンパク質や脂質の代謝に有効です。

 

 

 

生牡蠣やしじみにはタウリン亜鉛が含まれていて、肝機能を向上させアルコール代謝を高めます。

 

 

 

ナッツ類はアルコールの吸収を穏やかにし、アルコール血中濃度の急激な上昇を抑えてくれます。

 

 

 

卵にはLシステインメチオニンが含まれていて、アルコールやアセトアルデヒドを分解する酵素の働きを活性化します。

 

 

 

水分と糖類はとても重要です。アルコールを代謝する為には、ビールに例えると1.2Lに対し600ml〜1Lの水分を必要とします。

 

 

 

アルコール度数の高いものであれば更に必要な水分は多くなります。

 

 

 

また、肝臓がアルコールを分解する為には、通常時に行っている糖分の貯蔵を行うことが出来なくなります。
糖分が不足してしまっても、二日酔いになってしまうのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?アルコールの分解やアセトアルデヒドの作用を知る事で、お酒の飲み方が変わるでしょう。

 

 

 

アルコールの酔いを緩やかにする作用の食品も多くありますが、アルコールを分解する過程でアセトアルデヒドが生じます。

 

 

 

そのアセトアルデヒドを如何に分解し、代謝するかが重要なのです。

 

 

 

そして、アルコールやアセトアルデヒドを効率よく分解する為には、多くの水分と栄養素が必要ということ。

 

 

 

ビタミンだけではなく糖類も貯蔵することが出来なくなりますので意識的に摂取するようにしてみましょう。

 

 

 

体質や、その他の分解作用のある食品を理解し、節度を持ってお酒を楽しんでください。